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【元フリースクール講師監修】京都でおすすめのフリースクール10選|子どもに合った学びの環境とは?【2025年版】

【元フリースクール講師監修】京都でおすすめのフリースクール10選|子どもに合った学びの環境とは?【2025年版】 未分類

近年、不登校や学校に馴染めない子どもたちの増加とともに、新たな学びの選択肢として注目を集めているのが、「フリースクール」です。子どもの個性や興味に寄り添った自由な教育スタイルを提供する場として、多くの保護者から関心を寄せられています。

しかし、フリースクールといってもその種類や教育方針はさまざまです。「どこが我が子に合うのだろう…」と、迷われている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、元フリースクール講師の監修のもと、京都府内にあるフリースクールの中から、おすすめの10校を厳選してご紹介します。京都のフリースクールの知っておきたい特徴や、京都のフリースクールを選ぶ際に覚えておきたいポイントについても詳しく解説していますので、お子様の最適な学びの場を見つけるヒントとして、ぜひ最後までご覧ください!

京都のフリースクールの特徴

京都にあるフリースクールは、他県と比べて地域色のある特徴が豊富で、中でも「文化や歴史を活かした学びが得られる点」「少人数制・個別対応が充実している点」「大学や研究機関との連携が強い点」などが特徴的です。これらの要素はどれも京都ならではの魅力が強く表れており、子どもたちに幅広い選択肢を提供してくれるでしょう。

伝統文化や歴史を活かした学びが得られる

京都は日本の歴史と文化の中心地であり、フリースクールでもその特色を活かした学習プログラムが充実しています。例えば、茶道・書道・和装体験などの伝統文化を学べる機会が多く、歴史的な名所を活用したフィールドワークも盛んです。また、伝統工芸の職人との交流や文化財保護に関わるボランティア活動に参加できるフリースクールもあり、座学だけでは得られない体験的な学びが得られます。

さらに、一部のフリースクールでは地域の文化団体と連携し、日本文化に関するワークショップや発表会を開催することもあります。京都ならではの伝統技術や歴史的背景を肌で感じながら学べるため、お子さんにとってもワクワクできる場所となるでしょう。

少人数制・個別対応のフリースクールが多い

京都のフリースクールは、他の大都市圏に比べて比較的小規模なスクールが多く、一人ひとりのペースに合わせた個別指導がしやすい環境が整っています。地域のつながりを大切にしながら運営されているケースが多く、大人数の学校生活に馴染めなかった子どもでも、安心して過ごせるアットホームな雰囲気が特徴です。生徒の自主性を尊重しながら学びを進めるスクールも多く、落ち着いた環境の中で個々の学びを深められる点が京都ならではの魅力でしょう。

また、少人数ならではの強みとして、教師やスタッフとの距離が近く、生徒一人ひとりの個性や得意分野を尊重した指導が行われているという点があります。個別の進路相談や目標設定のサポートが手厚く、子どもの特性に合った学び方を見つけやすい点も、京都のフリースクールの特徴の1つです。

アカデミックな学習環境と大学との連携が強い

京都には京都大学をはじめとする数多くの大学があり、学問を尊重する文化が根付いています。そのため、フリースクールの中にも、大学や研究機関と連携したプログラムを提供するところがあるのが特徴です。例えば、大学の教授や大学院生が特別授業を行ったり、大学の図書館や研究施設を活用したりできるフリースクールもあります。こうした環境は、学び直しをしたい生徒や高い学問的探究心を持つ子どもにとって、大きな魅力となるでしょう。

さらに、探究型学習を取り入れているフリースクールでは、大学と協力して研究プロジェクトに参加したり、実験やフィールドワークを実施したりする機会もあります。大学とのつながりが強いことで、進学を目指す生徒にとっては、学びのモチベーションを高める要素となり、より専門的な知識を深めることができます。

こうした点から、京都のフリースクールは「肌で感じられる学び」「自主性を尊重した学び」「学びのモチベーションを高められる」などが特徴であるといえます。歴史のある街だからこそ、学びの環境が整っているのは京都にあるフリースクールの大きな魅力です

京都でフリースクールを選ぶポイント

京都のフリースクールは、伝統文化を活かした学びや、少人数制による手厚い指導、大学との連携によるアカデミックな学習環境が整っている点が特徴的です。これらの特色を考慮しながら、お子さんに合ったフリースクールを選ぶことが重要です。

実際に伝統的な学びや体験ができるか

京都は、日本の伝統文化や歴史が色濃く残る地域であり、フリースクールの中にも茶道や華道、伝統工芸などを学べるところが多くあります。特に、実際に職人や文化財に関わる活動が可能なフリースクールでは、座学だけでは決して得ることのできない貴重な体験ができるため、お子さんの希望に合わせて、京都ならではの学びの場を選んであげることが大切です。

また、京都のフリースクールでは地域の伝統行事や祭りへの参加を学習の一環として取り入れていることもあります。実際に地域の文化や歴史に触れながら学ぶことで、知識を深めるだけでなく、社会との関わり方や協力する力を養うこともできます。地域社会との結びつきを大切にするフリースクールを選ぶことで、より充実した学習環境を提供できるでしょう。

少人数制・個別対応は充実しているか

京都のフリースクールは、東京や大阪などの大都市圏に比べて小規模なフリースクールが多く、一人ひとりに合わせた学習スタイルを提供しています。大人数の学校生活が合わなかったお子さんにとって、個別対応や少人数制の指導を重視するフリースクールは安心できる選択肢となるでしょう。アットホームな環境で落ち着いて学べるかどうか、体験入学などを通じて実際に現地で確かめるのがおすすめです。

特に京都では、少人数の良さを活かした「対話型」の授業を行うフリースクールも多く、生徒が自ら考え、発言する機会が多いのが特徴です。受け身の学習ではなく、積極的に意見を述べることが求められるため、主体的に学びたい子どもに向いている環境といえます。先生との距離が近く、個々の興味や特性に応じた学習計画を立てやすい点も大きなメリットです。

大学との連携や探究型学習の機会があるか

京都には京都大学をはじめとする数多くの大学があり、学術的な環境が整っています。フリースクールの中には、大学の研究者や専門家による授業を受けられたり、大学の図書館や施設を活用できるスクールもあります。学問的な探究心が強いお子さんや、将来的に進学を視野に入れている場合、こうしたアカデミックな環境を提供するスクールを選ぶことが重要です。

また、大学生との交流プログラムを取り入れ、大学生活を身近に感じられる機会を提供しているスクールもあります。大学のゼミや研究プロジェクトに参加できるケースもあり、早い段階から進路を意識した学びができるのも魅力です。特に、理系・文系問わず探究型の学習に興味がある子どもには、大学との連携を強化しているスクールが適しています。

京都でおすすめのフリースクール10選

ここからは、京都にあるおすすめのフリースクールを10校ご紹介します。各フリースクールによって、対象となる学年や活動内容、費用などは大きく異なります。それぞれの強み・特徴をよく比較したうえで、お子様に合ったフリースクールに入学することができるよう、ぜひ参考にしてください。

学研WILL学園京都キャンパス

四条烏丸の交差点近くにある「学研WILL学園 京都キャンパス」は小6〜高校生対象の通信制サポート校兼フリースクールです。少人数制で自由かつアットホームな雰囲気の教室で、登校スタイルも「毎日・週3・在宅」から選択可能。京都の文化に触れる体験イベントも充実しています。出席認定や心理的サポート、家庭訪問、進学・進路相談もあり、自立に向けた学びを支えます。

学研WILL学園は、“ここに注目!”
教育福祉大手のGakkenグループが展開するフリースクール。東京、神奈川、埼玉、愛知、大阪、兵庫、福岡と全国に拠点があり、設立25年と歴史を感じるこちらの団体。不登校や発達特性のある生徒対応に特化して「自立」をテーマにしており、小中学生は在籍学校と連携して出席認定率が97.5%と高いことも特徴です。高校生も通信制サポート校として設置していて、三重県の通信制代々木高等学校と連携しています。スクーリングは三重県志摩市への合宿型か大阪市内での通学型を選べ、年間5日間で必須カリキュラムはクリアできるという少なさ!アットホームが売りで京都キャンパスは現在在籍が10名以下で、朝が苦手な生徒向けの個別指導クラスや、完全オンラインのメタバースキャンパスも完備。ただ、少人数制を重要視しているので大人数集団でワイワイ学生生活を送りたいが良いという生徒には向かないかもしれません。

スクール名学研WILL学園 京都キャンパス
所在地/アクセス京都市下京区綾小路通室町西入善長寺町145-2 AYA’S145 5F
対象学年小6~高3
活動内容小6〜高校生対象のフリースクール兼サポート校で週1〜5回や在宅・オンラインなど柔軟な通学が可能。イベントも充実しており、少人数で安心できる居場所を提供している。
費用入会金:24,200円指導料:44,000円~(月額)
出席認定実績の一覧表記あり

くらら庵・ゆらり庵

京都・円町にあるフリースクール「くらら庵・ゆらり庵」は、学校に行きづらさを感じている小中高生やその家族の支援を行っています。町家を改装した温かみある空間で、ゲームや学習、創作などを通じて自分らしく過ごせます。くらら庵はにぎやかに、ゆらり庵は静かに過ごしたい子にぴったり。見学・体験も歓迎しています。

くらら庵・ゆらり庵は、“ここに注目!”
中京区でNPO法人Reframe(リフレーム)さんが運営する古民家を活かしたフリースクールです。代表理事の朝倉さんは過去には家庭教師としてもご活躍され、ご自身も家庭環境で悩まれ大人になってから発達障害の診断を受けられたとか。現在では、その経験を活かしてフリースクールの運営に加え子ども食堂や、株式会社みのりの森(同代表)で発達特性のある子ども達を対象とした個別指導塾「ろすい塾」も運営。不登校系の出版社が運営する通信制高校・サポート校が一同に会する合同相談会でもカウンセリングブースを担当するなど精力的に活躍されています。拡大している団体ということもあり、人手不足な可能性があることと、出席認定などの学校連携や個別相談(カウンセリング含む)なども個別に別途費用が決められているので利用するサービスによって負担額が読めない点が気になるところでしょう。

スクール名くらら庵・ゆらり庵
所在地/アクセス京都市中京区西ノ京平町28番地(くらら庵),26番地(ゆらり庵)
対象学年小1~高3
活動内容子どものニーズ・性格などに合わせた2つのフリースクールを運営。食事提供も行っているのも特徴で、不登校の子どもやその家族に対して様々な支援を行っている。
費用くらら庵:1日1,000円~ゆらり庵:1日2,000円~※現在の料金と異なる場合があります。詳細はホームページをご確認ください。
出席認定実績の一覧表記なし

トライ式中等部

「トライ式中等部」は、不登校の中学生を対象としたフリースクールです。通学・在宅・オンラインの3つの学び方が選べ、完全個別指導で学習をサポートしています。高校・大学進学も可能なので進路指導も充実。全国に校舎があり、行事やイベントも充実しています。

トライ式中等部は、“ここに注目!”
家庭教師のトライが運営するフリースクール・通信制サポート校。個別指導塾とも連動しており、22時まで自習でキャンパスを利用できることもポイント。大手ということもあり、在校生徒が全国で1,000人以上います。逆を言えば、きめ細やかなサポートには不安が残るかもしれません。過去にトライ式に通っていた生徒に話を聞く機会がありましたが、評価はまちまち。トライ式さんは集団授業よりも講師と1対1の個別指導に注力をしており、ハイレベルな大学進学などを謳っていることもあり、学習や学力向上に特化したフリースクールといえます。一方で、行事やクラブ活動、サークル活動は設置はあるものの学校的な一体感を感じたいならば、しっかり見極めが必要と思います。

スクール名トライ式中等部 丸太町キャンパス
所在地/アクセス京都府京都市中京区夷川通烏丸西入少将井町230-1トライグループ烏丸ビル1F
対象学年中1~中3
活動内容トライグループが運営しているフリースクールで、進学のためのサポートが充実しているのが特徴。学び方も、通学型やオンライン型など、子どもに合わせて選ぶことができる。
費用入学金:55,000円システム費:33,000円(年額)設備費:3,300円(月額)学費:44,000円(月額)
出席認定実績の一覧表記なし

セイカ学園中等部 京都校

伏見区にある「セイカ学園中等部」は、小学4年生から中学3年生を対象としたフリースクールです。英数国を中心とした学習指導を行うほか、多彩な郊外活動などを通じて、安心して自分らしく学ぶことのできる環境を提供しています。セイカ学園に通うことで、在籍中学校の出席認定も受けることができるのも魅力です。

セイカ学園中等部は、“ここに注目!”
兵庫県姫路市に本拠を置くNPO法人新教育推進協会が運営しているフリースクールです。京都の拠点は伏見区の桃山御陵駅、伏見桃山駅の近くにキャンパスがあります。通信制高校と連携しての通信制サポート校も運営していますが、連携校が鹿島朝日高校、鹿島学園高校と精華学園高校の2つあります。鹿島グループ在籍の生徒向けには正化学園高等部、精華学園高校在籍の生徒向けには精華学園高等部の名称を使い分けています。個人的には、連携校が複数あるサポ―ト校は、授業や行事、スクーリング引率などのフォローが煩雑になるうえ、在籍する生徒もカリキュラムやスケジュールが異なり一体感が生まれないなどのネックがあると感じています。とはいえ、同団体は放課後等デイサービス「アンの家」も運営しており、療育的観点からのサポートにも期待ができるところはポイントですね。

スクール名セイカ学園中等部 京都校
所在地/アクセス京都府京都市伏見区瀬戸物町732
対象学年小4~中3
活動内容不登校状態の子どもを対象に学びの場を提供している。英数国だけでなく、科学や芸術など様々なことを学ぶことができる。在籍中学の出席認定を得ることも可能。
費用入学金:18,000円利用料:28,000円~(週2利用の場合)※お得なチケット制もあります
出席認定実績の一覧表記なし

YUME school 京都二条校

「YUME School 京都二条校」は小3〜高3生までを対象としたフリースクールで、様々な対人関係のトレーニングを行うことで、子どもたちのコミュケーション力の向上や自身の回復に力を入れている点が特徴です。YUME Schoolに通うことで在籍小中学校の出席扱いとすることができ、登校ペースも週1回から柔軟に選ぶことができます。

YUME school 京都二条校は、“ここに注目!”
一般社団法人YUMEが運営する全国に9拠点を構えるフリースクールです。在籍生徒数は37名とやや大人数。時間割は1日4コマのプログラムを自分で予約するスタイル。人間関係の構築や体験活動に特に注力しており、集団で生きていく力を身につけることに重きを置いているフリースクールといえます。校舎によってカラーが異なるので、細かい内容は見学などでチェックする必要があります。ラーニングパートナーとして社会起業家さんなどと連携をしていることも注目すべき点で、先進的な学びも体験することができます。プロモーションなどにも力を入れておられ、体験動画やメッセージ動画なども豊富ですが、法人設立が令和元年ということで、入れ替わりの激しいフリースクール業界でいえばちょっと歴史が浅いことが懸念点でしょうか。

スクール名YUME school 京都二条校
所在地/アクセス京都府中京区西ノ京職司町63-2フィル・パーク京都二条 2F
対象学年小3~高3
活動内容不登校の子どもを対象に、学び直しやメンタル面のサポートを実施。通常の勉強に加え、eスポーツなど子どもの興味に応じたサポートも行っている。
費用週2回コース:38,500円週5回コース:55,000円※その他諸費用がかかる場合あり
出席認定実績の一覧表記なし

京都宇治BMBフリースクール

「京都宇治BMBフリースクール」は、通信制の東林館高校と連携し、3年での高校卒業を目指すことができるサポート校です。特徴的なのはスポーツコース(ボクシング)があることで、練習に打ち込みながら、高卒認定試験のためのサポートも受けることができます。宇治駅から徒歩圏内で、通いやすい点も魅力的です。

京都宇治BMBフリースクールは、“ここに注目!”
フリースクールという名称ですが主に高校生を対象としたサポート校。BMBスポーツジムさんが京都・宇治で運営しています。BMBスポーツジムは日本最大級のボクシングジムで寺地拳四朗さんが運営されています。広島県に設置されている通信制東林館高等学校と連携して東林館高校に籍を置く一般コースと、高卒認定試験の合格を目指すスポーツ(ボクシング)コースがあります。ちょっと異色系と感じられるかもしれませんが、全国には乗馬クラブが運営する酪農体験ができるフリースクールや、こちらの同様のスポーツジムが運営するフリースクールも多数あり、スポーツで身につく忍耐力や向上心を身につけながら、高校卒業を目指したいという方に人気があります。

スクール名京都宇治BMBフリースクール
所在地/アクセス京都府宇治市宇治里尻78番地
対象学年高1~高3
活動内容通信制の東林館高校と連携したサポート校を運営しており、3年間で高校卒業資格を得るためのサポートを行っている。ボクシングを学びながら高卒認定試験に向けてのサポートを受けることができるのも特徴。
費用詳細はホームページをご確認ください
出席認定実績の一覧表記なし

志塾フリースクール きょうとオーロラ教室

「志塾フリースクール」は、小中高校生を対象に、不登校や発達特性のある子どもたちが安心して通える学びの場です。学習支援に加え、農業体験や職場体験、自然活動などを通じて、自己肯定感や社会性を育み、子どもたちの「自立」を目指します。受験に強いのも特徴で、進路のサポートも充実しています。

志塾フリースクール きょうとオーロラ教室は、“ここに注目!”
全国に16拠点を構えるNPO法人志塾フリースクールが運営しています。志塾フリースクールさんは1997年に大阪で設立された歴史ある法人です。きょうとオーロラ教室は城陽市にあり、2017年に開校。午前中が主に学習の時間、お昼ご飯から午後までの時間は体験学習などが用意されています。小学生は毎日日記を書いたり、学期ごとの振り返り作文などもあり、自分の気持ちをフィードバックすることで少しずつ成長を促してくれるフリースクールといえます。また、放課後等児童デイサービス「オーロラ教室」も同拠点で運営されており、こちらは運動プログラム(体操教室)にも力を入れておられます。全国の拠点数が多く、ややFC的な展開になっていることが懸念ポイント。実際に、ご自身の目で見て合う合わないを判断してください。

スクール名志塾フリースクール きょうとオーロラ教室
所在地/アクセス京都府城陽市寺田高田40-9
対象学年小1~高3
活動内容復学や進学に向けた学習支援や、通信制高校のサポートを実施。自室からの外出が困難な子どもに対しての訪問での支援も行っている。
費用入会金:10,000円保険代:650円/年月会費:29,000円/月
出席認定実績の一覧表記なし

学びの森フリースクール

亀岡市にある「学びの森フリースクール」は、子ども一人ひとりのペースや感性・興味を大切にした教育を目指しており、子どもたちが自分らしく学べる場を提供しています。時間割も子どもと先生で「一緒に」作成しており、主体性を育てることを大切にしているのが特徴です。活動日数は在籍校の出席扱いになり、進路サポートも整っています。

学びの森フリースクールは、“ここに注目!”
有限会社グローバル教育研究所が運営する学びの森フリースクールは、亀岡市にある京都府教育委員会の認定を受けたフリースクールです。代表の北村真也さんは亀岡市の教育委員も務めておられ、学術顧問として立命館大学特任教授、名誉教授でもある中村正さんも迎えておられます。対象は小学3年生〜中学3年生までで、不登校や発達特性のある子ども達を特にサポートしています。フリースクール連携推進事業や亀岡市ひきこもりサポート事業など京都府や亀岡市の委託案件にも数多く参加しており、サポート体制には定評があります。学術的根拠に基づく支援が期待できます。教育免許所持の先生方も多く、スクールカウンセラーも在籍。京都府下はもちろん、大阪府や兵庫県からの生徒在籍もあり入学のために地方から転居された方もいるとのことですが、亀岡駅からさらにバスで大葉台まで移動する必要があり通学距離や時間がネックになるかもしれません。

スクール名学びの森フリースクール
所在地/アクセス京都府亀岡市南つつじヶ丘大葉台2-44-9
対象学年小3~中3
活動内容京都府教育委員会からの認定を受けたフリースクールで、子どもの「主体性」を大切にした学びを提供している。進路のサポートが充実している点も魅力的。
費用週4日 48,000円(52,800税込)週5日 54,000円(59,400税込)※亀岡市内在住者は、月額10,000円の学費補助が受けられます
出席認定実績の一覧表記なし

聖母の小さな学校

舞鶴市の「聖母の小さな学校」は、中学生から20歳くらいまでの方を対象にしたフリースクールです。不登校の子どもたちが、少人数で安心して学べる場を提供しており、自然体験や校内イベントを通じて心の回復と自立を支えます。1989年設立と歴史も深く、これまで200名以上が通って学校復帰や社会進出を果たしています。

聖母の小さな学校は、“ここに注目!”
元中学校・高校教諭の梅沢秀明さん、良子さん夫妻が代表を務める聖母の小さな学校さんは舞鶴市の上安にあるフリースクールです。設立はなんと1989年で歴史と実績のある当団体。京都府の認定フリースクール第1号で京都府教育委員会の「不登校に関するネットワーク会議」委員や文部科学省の「不登校・問題行動・いじめ対策等生徒指導推進事業」の受託運営など数多くの行政案件にも参画しています。こちらの団体は保護者や教師との連携や支援を重要視しており、京都府議会議員の池田正義さんや舞鶴市議会議員の尾関善之さんが顧問を務める「聖母の小さな学校を支える会」や学校を支える関係者がスポーツフェスタに参加するなど賛助連携が強固なことも特徴です。対象は中学1年生~20歳くらいまでの学び直しを希望する方で、学費も入学金はなく、在籍料5,000円と登校日数×1,000円というお手頃価格なのも嬉しいところです。大規模なNPO法人や株式会社が運営団体でないことが唯一ネックになるか?というところ。こういった個人経営や家族経営の団体は代表者が引退したりすると一気に運営方針が変わったり、解散することがあるので注意が必要です

スクール名聖母の小さな学校
所在地/アクセス京都府舞鶴市字上安1697-1
対象学年中学生から20歳くらいまで
活動内容京都府の認定フリースクール第1号。「子どもが安心できる場所」を作ることをモットーに教師や親との連携を重視したサポートを行っている。
費用在籍料5,000円/月+登校日数×1,000円※入学金はありません
出席認定実績の一覧表記なし

よのなか塾高等学院

舞鶴市の「よのなか塾高等学院」は、代々木高校北京都サテライトとして活動する通信制高校サポート校です。週1回の通学で高校卒業を目指すことができるので、アルバイトなど「やりたいことがたくさんある」という方にもおすすめ。就職支援制度も充実しており、就活についての各種セミナーも無料で受けることができます。

よのなか塾高等学院は、“ここに注目!”
こちらも舞鶴市に拠点を置くフリースクールです。先述した学研WILL学園の連携校である通信制代々木高等学校のサポート校としてのよのなか塾高等学院に加えて、星槎大学と連携しての北京都リージョナルカレッジという大学部を設置しているのが一番の特徴です。通信制大学のサポート校も増えつつありますが、まだまだ希少な存在です。また北京都若者サポートステーションという就職支援事業も設置しています。サポートステーション(通称サポステ)は厚生労働省の委託事業で働くことに悩んでいる15歳〜49歳を対象に就労相談や面接指導、職場見学などの支援を行う事業です。他にも、個別指導塾や変わり種でドッグラン事業も展開しておられます。運営団体はNPO法人よのなか塾と非営利株式会社よのなか塾で、代表は早田太郎塾頭(株式会社の代表取締役)と早田礼子理事長(NPO法人の代表)のご夫婦。アクセスが舞鶴ということで京都市内からの利用は少し距離があることと、対象が高校生以上である(個別指導塾事業で不登校支援はあり)ということが懸案ポイントでしょうか。

スクール名よのなか塾
所在地/アクセス京都府舞鶴市市場740-3
対象学年高1~高3
活動内容代々木高校のサポート校で、週1回の通学で高校卒業資格を得ることが可能。就職支援施設も併設しているので、進路のサポートも充実している。
費用12単位の場合:148,650円/年25単位の場合:291,650円/年※別途代々木高等学校の費用がかかります
出席認定実績の一覧表記なし

まとめ

京都府内にはさまざまなフリースクールがあるため、まずはそれぞれの特徴を正しく理解し、そこから各フリースクールを選ぶポイントについて考えなければいけません。今回は、京都のフリースクールの特徴と、選び方のポイントとしておさえておきたい点を解説したうえで、おすすめのフリースクールを10校ご紹介しました。

不登校は決してネガティブなものではなく、よりよい居場所・新たな学びの場を見つけるためのチャンスでもあります。子どもが安心して過ごせる環境を見つけられるよう、ぜひ本記事の情報を活用してフリースクールを探してみてくださいね。

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