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進路準備課程

School

進路準備課程の特徴

勉強する学生の写真

その個性を、みらいへ。

学研WILL学園で高等学校卒業をした生徒のみ対象です。
すぐに進学・就職は難しい、高校生活の取り戻しがしたいといったニーズに応えます。
大学や専門学校、企業の見学引率や学習指導など幅広く進路指導をします。
「生活訓練事業所 Well-being LABO」への移籍も可能です。

  • 特徴

    学研WILL学園高等部で連携高等学校の卒業資格を取得した生徒が在籍しています。
    進学や就職がすぐには難しい場合や、高校生活の経験を取り戻したいといったニーズに応え、少人数制の学習指導や個別添削を通じて大学・専門学校への進学や企業への就職をサポートします。
    行事やサークル活動にも参加可能で、登校が難しい生徒には訪問指導やメタバース(オンライン授業)を提供。
    学力補填や難関大学受験対策、学校行事の補填など、生徒一人ひとりに合わせた柔軟な支援を行っています。

活動のようす

  • 集団授業

    主要教科(英数国理社)は10名前後の少人数集団授業で受講します。趣味・教養講座は他課程も交じってキャンパス全体で受講します。

  • クリスマス

    在宅コース生も参加可能!外出が不安な生徒も、屋内型行事なら安心して楽しめますよ。

  • 遠足

    生徒たち自ら企画する屋外型イベント。地域のフィールドワークをしたり、テーマパークや防災センター、美術館などさまざまな施設に足を運びます。

  • 個別指導

    少人数でも集団が苦手な場合や、学習進度が集団と合わない場合(受験対策、学び直し)は1対1~3名程度の個別指導で対応します。

  • 大学見学

    OB・OGが進学した進路をはじめ、地域の大学にみんなで見学に行きます。

  • 合宿

    8月、9月は合宿シーズン。カヤックやトレッキング、海水浴などを楽しみます。夜は思い出づくりの花火なんかも。友達が増えて、合宿後に希望進路を確定する生徒が毎年たくさんいます。

  • 職場体験

    ユニクロやマクドナルドなど、地域の企業と連携して職場体験も実施。他にもオプションクラスの在籍で、就活応援企業主催の合同企業説明会に参加することもできます。

講師&スタッフ紹介

  • 西山 佳宏先生

    自分のペースで自分らしく

    西山 佳宏先生

    (Yoshihiro Nishiyama)

    自分のペースで自分らしく

    西山 佳宏先生

    (Yoshihiro Nishiyama)

    学研WILL学園の西山です。学研WILL学園には様々な経緯や体験から「学校に通うのがしんどい」「行きたいのに身体が動かない」となった子どもたちがたくさん通っています。前職の学童指導員から、たくさんの子ども達を見てきましたが、学研WILL学園の門をたたく子ども達に共通しているのは「自信を失っている」「学校に行く意味がわからなくなっている」ということです。私は、一人ひとりのペースに合わせて、学校で学べることはもちろん、学校では学べない事も経験してもらい、「学校がしんどい」という思いから、「ここなら楽しく・安心して通える」「自分も意外とやれるんじゃないか!」と思ってもらえることを目指しています。居場所としての機能だけではなく、社会に出て自立した生活を送るために、様々な見識を深める土台作りとして、学習のフォローや様々な体験プログラムを実施しています。「コミュニケーションが苦手」という生徒が、「一人で楽しい体験は友達と体験するともっと楽しい!」ということに気づいて、社会に飛び出していきます。卒業生のOB・OGが学園に顔を出し、後輩たちに自慢げに「先生や仲間をもっと頼れ!」「できないことはちゃんとできないって言いなよ」「自分にもっと自信を持ちなさい」と声掛けしている姿を見ることが、私の一番の自慢です。
    人生100年時代、明けない夜はないので少しずつ元気を取り戻してもらえればと思います。

  • 中野 心先生の写真

    みんなが安心できる居場所に

    中野 心先生

    (Shin Nakano)

    みんなが安心できる居場所に

    中野 心先生

    (Shin Nakano)

    学研WILL学園の中野心です。私の両親は教職で、「いつかは自分も教育の現場で子ども達を支えたい」と考えていました。ですが、大学を経て、お遍路さんを昔ながらの徒歩で一周したり、農家をやったり、色々な経験をしました。20代半ばで自分の人生を真剣に考えた時、もう一度原点に立ち戻ってみようと『学研の家庭教師』で不登校・発達障がい・グレーゾーンの子ども達専門の講師をはじめました。出会う生徒たちはみんな個性豊かで、ちょっとのつまづきから生き辛さを感じていました。サポートした生徒たちが、活き活きとした表情や元気を取り戻し、それぞれの進路に胸を張って歩みをすすめる姿を見て、「自分が身を置くのは、公教育でなく、こういう現場だ」と心を固め、学研WILL学園の地域拠点開校にオープニングスタッフから関わりました。学研WILL学園にはいろんな地域の、様々な個性を持った生徒たちが通っており、ひとりひとりにとって安心できるみんなの居場所です。勉強のみならず人との交流やコミュニケーションの他、まずは生活リズムを整えることや通学習慣を身に付けることなど、一人一人のチャレンジをサポートします。勉強することや人と関わることが「しなければならないこと」ではなく、「楽しい」と感じられるような毎日を学研WILL学園に通うみなさんには過ごしてほしいなと思います。学研WILL学園でみなさんに会えるのを楽しみにしています!

  • 佐藤 拓人先生の写真

    一人ひとりのチャレンジを最大限サポートします

    佐藤 拓人先生

    (Takuto Sato)

    一人ひとりのチャレンジを最大限サポートします

    佐藤 拓人先生

    (Takuto Sato)

    学生時代から塾講師として働いてきました。そんな中で一番大切にしていたのは「生徒達が自分の手を離れるときに、自分で居場所を作れるようにしたい」ということです。子どもたちは学生の間は”受け取る”立場。でも、社会に出たら”与える”立場へとステージを変えなければなりません。その時には誰かを手伝ったり助けたりできるようになってほしい。勉強がそのための助けとなれば良いと思ってきました。これをご覧になっている皆さんは、他人想いでとても優しく、時には自分を犠牲にしてしまうことも多いのではないでしょうか。しかし、「苦しんだ経験はきっと自分と周囲を救う力となる」、そう信じて、毎日生徒達と向き合う日々を過ごしています。自分の可能性を、一緒に見つけてみましょう。

よくある質問

毎日、通学できる自信がありません

まずは自分のペースで、無理のない通学スタイルでスタートしましょう。
週5日通学可能な総合コースと、週3日通学可能な選択コースに加えて、進路準備課程は月2回通学可能な自己啓発コースがございます。
高等部課程からの内部進学者限定の課程ですので、慣れ親しんだ先生が引き続きサポートをすることが安心につながります。
それでも通学できない生徒には、メタバースキャンパスも実施していますのでご安心ください。

勉強はほとんど自信がないのですが、大丈夫ですか?

進路準備課程の授業は全て少人数制または個別指導形式で行います。授業は基本的に中学校・高等学校の学び直しレベルの基礎内容から用意しています。
その後、本人の学習進度に合わせた勉強や大学・短大・専門学校進学に向けた受験対策、発達に特性がある場合の個性にあわせた学習まで幅広く対応するので大丈夫です。就職を見据えた面接指導やSPI作成なども対応可能です。進路実績は合格実績ページをご確認ください。

OD(起立性調節障害)で朝起きるのが苦手です

学研WILL学園は原則として、「いつ登校しても」「いつ下校しても」OKな自由登校制です。
騒がしいのが苦手で、朝イチで登校して生徒が増えはじめる正午頃に下校する生徒もいれば、OD(起立性調節障害)でお昼過ぎから登校する生徒までさまざまです。

行事・イベントは必ず参加しなければいけませんか?

学研WILL学園の行事・イベントはすべて自由参加です。お菓子パーティや調理実習といった屋内型イベントから遠足、工場・会社見学などの屋外型の遠足、大学見学、合宿行事までバランスよく用意しています。高等部課程時代に在宅コースだった方も、自分が興味のあることや「これならやれそう」というものからどんどん参加しています。

服装は決められたものを着用しなければなりませんか?

進路準備課程は服装の規定はありません。
みんな自分の好きな洋服を着て通学できます。

途中でコース変更をすることは可能ですか?

いつでも、月単位でコース変更をすることができます。意思確認のため保護者の方とご本人同席の三者面談を実施してコースを変更します。
まずは自分のペースで始めてみて、慣れてきたら少しずつ通学の回数を増やしていき、希望進路の合格や採用が決まれば、その月で年度途中退室できます。

大学進学を希望していますが、可能ですか?

学研WILL学園の大学進学率は48.1%!全ての通信制高校の平均が24.1%ほどとなりますので、希望があれば高い確率で大学進学を目指せます。
また、1学年が数百名いる大手通信制高校と異なり、学研WILL学園では1学年の生徒数が50名ほど。そこから毎年、国公立やGMARCH、関関同立に卒業生を輩出しています。本格的に受験を意識してからは個別指導オプションクラスなどで力をつける後押しをします。
大学・短大・専門学校などの進学実績は合格実績ページをご確認ください。

発達の特性や障がい認定(療育手帳を所持)がありますが、どういった進路がありますか?

発達の特性や障がいがある場合でも、大学進学をする生徒もいます。
学研の家庭教師サービスに切り替え、大学のレポート課題添削や、通学引率などを受けることも可能です。就職を希望する場合は、連携する就活支援企業のサポートも受け、一般雇用・障碍者雇用を自分で選び、希望の分野に就職することが可能です。いきなりの就職が不安な場合は、学研エル・スタッフィングが運営する「自立訓練(生活訓練)事業所 Well-being LABO」や地域の就労移行支援事業所※1への紹介・接続も可能です。
※1 就労移行支援事業所は就職活動の支援をする国の福祉サービスです。