コラム

中学校に行かないとどうなる?高校進学などその後の進路等についても解説

中学校に行かないとどうなる?高校進学などその後の進路等についても解説 中学生

「中学校不登校のまま過ごすとどうなるんだろう」
多くの不登校の中学生やその保護者の方がこのように疑問に思うことでしょう。
「中学に行かないと高校に行けないのかな?」
「不登校のまま中学校を卒業できるのだろうか」
本記事でその疑問や悩みが解決できるように、中学校に行かないとどうなるか、その先の進路について詳しく解決します。

中学校に行かないとどうなる?卒業できる?

中学校は、不登校期間があっても卒業することができます。理由は、出席日数は卒業のために必須な条件でないためです。
中学校では校長の裁量によって進級や卒業が決まります。

卒業のために無理して学校に通う必要はありませんが、中学校を卒業した後の進路を見据えて行動しておくといいでしょう。中学3年生になって、志望する高校が内申点も加味される場合、出席日数がある程度あったほうが受験でも成功しやすくなります。

中学校では、中学校の保健室や民間のフリースクールに登校することで出席日数扱いしてくれる場合があります。

保健室登校

「常時保健室にいるか、特定の授業には出席できても、学校にいる間は主として保健室にいる状態」
小・中・高校で約3割の生徒が保健室登校を利用しています(出典:公益財団法人日本学校保健会『平成28年度 保健室利用状況に関する調査報告書』)。
保健室登校は、学校復帰のためのワンステップとして、または、不登校にならないための避難所として機能します。数時間でお子様の無理のない範囲で通うことができ、定期テストも保健室で受けることができます。教室に登校できなくなってしまったら保健室登校を視野に入れてみましょう。

メリット
・お子様の孤立を防ぐことができる。
・親と学校が接点を持てる。
・出席扱いにしてもらえる。
・学校生活のリズムに慣れることができる。

デメリット
・人目が気になりストレスになる可能性。
・ほかの生徒と違う生活をしていることからの後ろめたさによるストレスを感じることがある。

フリースクール

民間の教育機関が運営するフリースクールがあります。スクールによって過ごし方は様々で、古民家を使ってお子様に「居場所」をつくるスクールや農業体験や料理体験などが充実するフリースクールもあります。学校と連携してフリースクールに登校した分を校長の裁量で出席扱いにしてくれる場合があります。同じ境遇の仲間と友達になって楽しいスクール生活を送り、授業を通して進路の選択肢を広げるきっかけづくりができます。

メリット
・お子様にあったスクールが見つかりやすい。
・お子様の学力に合ったカリキュラムで勉強できる。
・プロのカウンセラーがいる学校ではメンタルケアもできる。
・毎日いかなくてもいい。

デメリット
・料金がかかる。
・中学校に比べて学習レベルが低いときがある。
・学校と連携できないスクールもあるので注意して選ぶ必要がある。

1番重要なのはお子様に無理をさせないことです。
お子様とよく話し合って保健室登校やフリースクールを提案してみましょう。

高校進学はできる?中学生の不登校の子供のその後の進路について

中学校が不登校でも高校に進学することができます。
不登校を経験した中学生にお勧めの高校をご紹介します。

私立高校

私立高校は内申点や出席日数より、受験当日の点数を重視している高校もあります。
お子さんが全日制の高校へ通いたいという場合は、私立高校の受験を視野に入れておくといいと思います。

メリット
・学校生活の再スタートを切ることができ、普通の高校生として過ごせる。
・学習面においてカリキュラムが充実している。

デメリット
・費用が高い。
・基本的に平日は毎日登校。

定時制高校

朝、昼間と夜間の3コースがあり、お子様の生活スタイルに合わせて選ぶことができます。学習時間が短めのため、3~4年かけて単位を取得し卒業することができます。生活スタイルに合わせてコースが選べることから不登校経験者や社会人など様々な人が通っています。

メリット
・お子様にあった時間帯を選べる。
・様々な境遇の仲間が多いため理解されやすい。
・就職に手厚いサポートがある学校もある。

デメリット
・中退学率が高い。
・進学のサポートは少ない傾向。

通信制高校

全日制や定時制高校と違い、登校頻度は少ないですが単位を取得して卒業したら高校卒業資格を得ることができます。受験は、国数英の3科目を解く学力試験があるところもあれば、作文や面接で合否が決まるので難易度はそう難しくはありません。通信制高校は勉強は自分のペースで進めていくため、不安な場合はサポート校を利用することも視野に入れていきましょう。

メリット
・毎日登校しなくてもいい。
・月に2~10回のスクーリングとレポート提出、試験で単位を取得すると卒業できる。
・費用が安い。

デメリット
・自分で時間を決めて勉強しなければいけない。
・人とのかかわりが少ない。

不登校改善、高卒資格だけじゃない。WILL学園が見据えるその後の未来

WILL学園はフリースクールが一緒になった学びの場です。通信制高校のサポート校では通信制高校と連携して高校卒業を目指します。ここではWILL学園の3つの魅力についてご紹介します。

1.自分のペースに合わせて学園生活を送ることができる

WILL学園では通学頻度を4つのコースから選択できます。
①総合コース:週4~5日通学します。毎日学校に通って規則正しい生活を送り、楽しい高校生活を過ごしたい方向けです。
②選択コース:週2~3日通学します。毎日通学するのに自信がない方は週2日から始めて、慣れてきたら徐々に通学頻度を増やすこともできます。
③特選コース:週2日通学して月2回講師が自宅訪問するコースです。週2日の通学も休んでしまう方や学習の遅れを取り戻したい方などに選ばれています。
④在宅(訪問支援)コース:月4回講師が自宅を訪問してサポートをするコースです。長期的にひきこもっている方や気力を失ってしまっている方など、通学ができない方でも高校卒業資格の取得を目指せます。

通学した際の授業は少人数制なので個人のペースに合わせて学習を進められますし、中学校の内容を学び直すところから始めることもできます。また、興味のある勉強を自分で選択することも可能です。

2.アットホームな雰囲気

どのキャンパスも生徒は1学年10~15人で小規模であることが特徴です。学校では授業を受けるだけでなく、休み時間や放課後に友達とゲーム・スポーツ・映画鑑賞などをして楽しんでいます。

3.様々な体験活動がある

WILL学園ではバーベキュー大会やスポーツイベント、ボウリング、乗馬体験、芸術鑑賞などのイベントも開催されます。友達や先生との普段の交流に加えて、このように様々な体験活動もあるので、楽しい高校生活を送りながら経験を積み重ねることができます。

WILL学園では積極性を養い、自立した人を社会に送り出すことを目標にしています。高校は学力を身に付けるだけの場ではありません。高校生活を通して様々なことを経験し、将来やりたいことを見つけていきます。しかしながら、学習や人間関係につまずきそれらができない方もいます。学校が嫌い、不登校の経験がある、学習障害や発達障害で高校を卒業できるか不安、精神的・身体的な事情から学校に通えないといった方々を応援するためにWILL学園があります。

WILL学園はただ高校卒業資格を取得するだけではありません。生徒の5年後、10年後先を見据えて本当の意味での生きる力を身に付けるサポートをおこないます。

まとめ

今回は中学校に行かないとどうなるか、その先の進路についてお話ししました。
お子様の様子が安定してきたら親子で卒業後の進路について話し合ったり、お子様の意思を尊重した選択をしていきましょう。


WILL学園では個別相談や学園説明会を随時開催しています。
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