「不登校の原因がわからない」「不登校の解決方法を知りたいけれどわからない」このように悩まれている方が多いのではないでしょうか。この記事では、「不登校の原因」と「不登校の解決方法」について詳しく解説していきます。ぜひ、お読みください。
不登校になる原因は
不登校になる原因は必ずしも一つとは限りません。まずは不登校になり得る原因をタイプ別にご紹介します。
【人間関係が原因】
いやがらせやいじめを受けて、学校にいくことが辛くなってしまうことは代表的な例です。いじめ以外にも、生徒同士のトラブルであったり、教員とのトラブルなどが原因としてあげられます。思春期真っ只中の中学生、高校生は特に人間関係で悩むことが多いです。
【学業が原因】
授業がわからなくなり、勉強が辛くなってしまい不登校につながることも考えられます。また、高校受験、大学受験などの進路に対してのプレッシャーを感じ不登校になる場合があります。特に、真面目な生徒がこれらのケースに当てはまる傾向があります。
【環境への適応】
中学生から高校生に上がるタイミング、学年が上がりクラスが変わるタイミング、転校など、環境への適応ができず、不登校になる場合があります。
慣れない環境に適応できないストレスや、新しく人間関係を構築していく必要性などが負担になり、不登校につながる可能性があります。
【家庭での要因】
両親の離婚、不倫、不仲など家庭内の環境が不登校の原因となる場合があります。
家庭での問題が起こると家庭内で、お子様の居場所がなくなってしまいます。不登校の解決には、家庭での問題を解決することが必要です。
【生活習慣が原因】
夜遅くまでゲームをしてしまい、朝起きられなくなるといった、昼夜逆転した生活に慣れてしまう場合があります。
またコロナ禍でオンライン授業からの切り替えができずに不登校になってしまうこともあります。
【心身の不調が原因】
特に、中学生や高校生は第二次成長期を迎え、ホルモンへの変化などの体の変化が起こる時期でもあります。自律神経の異常によって、朝起きれないなどの症状が起こる場合があります。
また、食生活が原因で心身の不調をきたし、不登校になってしまうこともあります。
【情報の充実が原因】
今やネット社会であり、教育分野を含めて、自分で情報を取得することができます。学校の授業に合わせるよりも自ら勉強していく学生だと学校にいく必要はないと判断をする可能性があります。
【学校のスタイルに合わない】
「校則が厳しく、自由に自分を表現できない」、「毎日登校し、1限目から6限目まで授業を受けることに苦痛を感じる」など学校のスタイルにあわずに不登校になる場合があります。
【部活動と勉強の両立が原因】
部活動、塾や学校を両立していく中で、精神的に辛くなってしまうことも考えられます。現代のお子様は、習い事に複数通うことが多くなり、平日休日ともにタフなスケジュールになっていることもあります。精神的、肉体的にも疲れが出てきてしまい、不登校につながる可能性があります。
不登校を解決するには
不登校を解決するには、不登校から抜け出すきっかけを作る必要があります。それでは、具体的に述べていきます。
【子供の心に寄り添う】
一番大切なことは、子どもの心に寄り添うことが大切です。まずは、子どもの話を聞くことに徹しましょう。ここで最も重要なことは、子供の考えや発言を否定しないことです。話をする中で、不登校の原因や解決策が見えてくることがあります。
【将来について共に考える】
お子様と話す中で、将来について共に考えることも不登校を解決する一つの手段です。なぜならば、将来なりたい職業や進みたい進路が明らかになった場合、その思いが原動力となって不登校から抜け出せるきっかけとなるからです。決して、親御さんの考えを押し付けず、質問を投げかけるなどをして共に考えていくことをおすすめします。
【周りの人の力を借りる】
友達や学校の先生、スクールカウンセラーの力を借りましょう。学校によって、スクールカウンセラーが在中しています。一人でも心の支えになる人がいることによって、学校の中で安心する場所ができ、学校復帰につながる可能性があります。
【カウンセラーに相談する】
医療機関にてカウンセラーが在中している場所があります。カウンセラーに相談することも解決策の一つです。心に寄り添ってもらえる専門家と話すことで、不登校から抜け出すきっかけになる場合もあります。
【支援をしてくれる施設に頼る】
自宅で学習を進めることができる不登校専門の家庭教師や、オンラインの家庭教師などもあります。
また、不登校の学生を支援してくれるフリースクール、サポート校などを利用することも手段の一つです。
家庭や学校以外での居場所を作ることも大切です。第三者の信頼できる大人が心の支えになることもあります。
【注意点】
親御さんが不登校の経験がないと、お子様がなぜ不登校になっているのか、学校に行かないのかが理解できない場合があると思います。不登校になってしまった原因を問い詰めてしまっては、前向きな気持ちになることはなく、不登校から脱することはますます難しいものとなります。大切なのは、お子様の考えを聞き、寄り添い、対話をすることです。
これまで説明してきたように、不登校から抜け出すためには、きっかけ作りが必要です。
無理せず少しずつでも参加できる、WILL学園の不登校解決のためのきっかけ作り
WILL学園では、不登校解決のきっかけ作りを行っています。
授業を受けるだけではなく、自由でアットホームな雰囲気のなかで、放課後や豊富なイベントなど楽しい時間を過ごすことができます。
イベントを通しての成長に向けた取り組みを一部紹介します。
【新入生歓迎会】
新入生歓迎会では、新入生と在校生が集まってイベントを行います。絵しりとりやUNOなどのゲームを通して交流を深めます。まだ環境に馴染めていない生徒は先生が他生徒との橋渡しをしたりして、皆が楽しめるよう心がけています。
【夏合宿】
夏合宿では、協調性や集団行動を学びます。中等部・高等部合同での実施です。自然体験をしたり、グループワークに取り組んだりして、様々な「学び」に触れます。食事もみんなで作ることで、コミュニケーションを取りやすい環境を作り、カレーやバーベキューなど子供たちの喜ぶメニューで、より一層楽しめるよう工夫しています。
【運動会】
運動会は、心身のリフレッシュや運動が得意な子の活躍の場を設ける目的で行っています。こちらも中・高生合同で実施してします。「時間ピッタリ競争」「借り物競争」「みんなでリレー」など、たくさんのプログラムを実施しております。身体を動かすのが苦手な子もいるので自由参加としており、参加のハードルを高くしないようにしています。
【街歩き】
最後に街歩きでは、生徒同士でイベントを企画し、実行することで、主体的に物事に取り組めるようになることを目的として開催しています。また、目的地をいくつか定めることで、自分の興味分野について考え、学ぶきっかけをつくることも目的のうちの一つです。
このように、WILL学園では、さまざまなイベントを通して、不登校解決のきっかけ作りを実施しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。不登校になるのには、必ず原因があります。不登校から抜け出すためには、原因を把握すること、そしてきっかけ作りが重要です。この記事がお力になれれば幸いです。
不登校の子供たちをサポートするサポート校というのも不登校から抜け出すための選択肢としてあります。その一つがWILL学園です。不登校の改善率は、90%を誇り、高校卒業資格も取得することができます。また、自分にあった学習を続けていくことができます。
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