「通信制高校の面接って、何を聞かれるんだろう…」 「どんな服装で行けばいいの?落ちたらどうしよう…」
通信制高校の受験を控え、面接に対する不安や疑問でいっぱいになっていませんか?特に、不登校の経験があったり、面接自体が初めてだったりすると、どう準備すれば良いか分からず、心配になりますよね。
この記事では、そんなあなたの不安を解消するために、通信制高校の面接でよく聞かれる質問と具体的な回答例、適切な服装、当日のマナーまで、必要な情報をすべて網羅して解説します。
この記事を最後まで読めば、自信を持って面接に臨む準備が整います。あなたの新しい一歩を、この記事が全力でサポートします。
通信制高校の面接で聞かれることと回答例
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通信制高校の面接は、あなたを落とすための試験ではありません。学校側が「あなたのことを知りたい」「入学後にしっかり卒業までサポートできるか確認したい」という目的で行われます。
そのため、完璧な回答を用意するよりも、正直に、そして前向きな気持ちで話すことが何よりも大切です。ここでは、頻出の質問とその回答例を解説します。
志望動機「なぜ通信制高校を選んだか」
これは最も重要な質問の一つです。なぜ全日制ではなく、通信制高校を選んだのか、そしてその中でもなぜこの学校なのかを、自分の言葉で伝えられるように準備しましょう。
【質問の意図】
- 学習意欲の確認
- 学校の教育方針を理解しているか
- 入学後のミスマッチを防ぐため
【回答のポイント】
- ネガティブな理由(前の学校が嫌だった、朝起きられないなど)だけでなく、通信制高校のメリットと自分の目的を結びつけて話しましょう。
- 「自分のペースで学習したい」「専門分野の勉強に時間をかけたい」など、ポジティブな言葉に変換するのがコツです。
- 学校のパンフレットや公式サイトを読み込み、その学校独自の魅力(コース、サポート体制、イベントなど)に触れると、より熱意が伝わります。
【回答例】
- 自分のペースで学びたい場合
「中学校では、集団での授業ペースについていくのが難しいと感じることがありました。こちらの高校では、自分のペースで学習を進められると伺い、私に合っていると思いました。自分のペースでじっくりと基礎から学び直し、高校卒業資格を取得したいです。」
- 特定の目標がある場合
「私は将来、イラストレーターになるという夢があります。こちらの高校は、専門的なイラストのコースがあり、自分の夢に直結する勉強ができる点に強く惹かれました。高校の勉強と両立しながら、夢の実現に向けて専門スキルを身につけたいです。」
面接だけでなく、出願時の志望理由書でも「なぜこの通信制高校を選んだのか」を具体的に伝えることが大切です。志望理由がうまくまとまらない方は、例文や基本構成もあわせて確認しておきましょう。
また、通信制高校の受験では、面接以外にも作文や書類選考などが行われる場合があります。入試全体の流れや難易度も事前に確認しておくと、より安心して受験に臨めるでしょう。
中学校・前籍校での生活について
不登校の経験など、少し話しにくい部分かもしれませんが、正直に伝えることが大切です。大切なのは、過去をどう乗り越え、これからどうしたいかという未来への意欲です。
【質問の意図】
- 生徒の状況や人柄の把握
- 入学後に必要なサポートの確認
【回答のポイント】
- 欠席理由などを聞かれた際は、嘘をつかずに正直に話しましょう。
- 人のせいにせず、「自分の課題」として話すことで、客観的に自分を見つめられているという印象を与えられます。
- 楽しかった思い出や頑張ったこと(部活動、委員会、好きな科目など)も合わせて話すと、ポジティブな印象になります。
【回答例】
- (不登校経験がある場合)
「中学校の2年生の後半から、クラスの雰囲気に馴染むことが難しくなり、学校を休みがちになってしまいました。しかし、家で自分の好きな歴史の勉強を続ける中で、もう一度学びたいという気持ちが強くなりました。自分のペースで学習できる環境で、高校卒業を目指して頑張りたいです。」
入学後の目標や学びたいこと
入学後のビジョンを伝えることで、学習意欲の高さや目的意識をアピールできます。
【質問の意図】
- 学習意欲や目的意識の確認
- 入学後の学校生活を具体的にイメージできているか
【回答のポイント】
- 「高校卒業資格を取りたい」という基本的な目標に加え、さらに具体的な目標を伝えられると良いでしょう。
- 「苦手な英語を克服したい」「資格取得に挑戦したい」「学校行事に参加して友達を作りたい」など、学習面・生活面の両方から考えてみましょう。
【回答例】
- 「まずは、毎日コツコツとレポートを進め、確実に単位を取得して高校を卒業することが一番の目標です。また、こちらの学校は大学進学のサポートが手厚いと伺いましたので、先生方に相談しながら、大学受験にも挑戦したいと考えています。」
長所・短所などの自己PR
自分自身を客観的に理解しているか、そして課題を乗り越えようとする姿勢があるかを見ています。
【質問の意図】
【回答のポイント】
- 長所は、具体的なエピソードを交えて話すと説得力が増します。
- 短所は、それを自覚し、改善しようと努力している姿勢をセットで伝えましょう。
【回答例】
- 「私の長所は、一度決めたことを最後までやり遂げる粘り強さです。中学校の時、苦手だった数学のテストで、毎日1時間必ず勉強すると決め、目標点数を達成できた経験があります。短所は、少し心配性なところです。しかし、その分、事前に計画を立てて準備することを心がけています。」
趣味・特技や休日の過ごし方
あなたの普段の姿や人柄を知るための質問です。リラックスして、正直に答えましょう。
【質問の意図】
- 生徒の人柄や興味関心の把握
- 面接の緊張をほぐすため
【回答のポイント】
- 正直に、楽しそうに話すことが一番です。
- 「ゲーム」「動画鑑賞」といった答えでも問題ありませんが、「どんなゲームが好きか」「何について学んだか」など、一言付け加えると会話が弾みやすくなります。
【回答例】
- 「休日は、好きなアーティストの音楽を聴いたり、イラストを描いたりして過ごすことが多いです。最近は、デジタルイラストに挑戦していて、少しずつ上達していくのが楽しいです。」
状況別(不登校等)の回答例文
不登校経験がある場合
「中学校2年生の秋頃から、体調を崩しがちになり、学校を休みがちになりました。学校に行けない間、自分の将来について考える時間が増え、高校だけは必ず卒業したいと強く思うようになりました。自分のペースで無理なく学習を続けられる通信制高校で、もう一度頑張りたいです。」
学習にブランクがある社会人の場合
「一度社会に出て働いておりましたが、キャリアアップを考える中で、高校卒業資格の必要性を改めて感じました。仕事と両立しながら自分のペースで学べるこちらの高校で、まずは高卒資格を取得し、将来的には専門学校への進学も視野に入れて学びたいと考えています。」
面接の服装【生徒本人・保護者別】
面接では「清潔感」が最も重要です。高価な服を着る必要はありません。シワや汚れのない、きちんとした身だしなみを心がけましょう。
生徒本人の服装(制服・私服)
- 中学校の制服がある場合: 制服を着用するのが最も無難で安心です。校則通りにきちんと着こなし、シャツのシワやスカート・ズボンの丈に注意しましょう。
- 制服がない、または私服で受ける場合: 襟付きのシャツやブラウスに、黒や紺、ベージュなどの落ち着いた色のズボンやスカートを合わせるのがおすすめです。いわゆる「オフィスカジュアル」を意識すると良いでしょう。
- 【OKな服装】
白いシャツ・ブラウス、チノパン、ブレザー、カーディガン
- 【NGな服装】
Tシャツ、パーカー、ジャージ、ダメージジーンズ、派手な色や柄の服、露出の多い服
保護者の服装(父親・母親)
保護者も生徒と同様に、清潔感のある落ち着いた服装が基本です。主役はあくまで子供ですが、学校への敬意を示すためにも、きちんとした服装を心がけましょう。
- 【父親の服装】
スーツが最も望ましいですが、なければジャケットにスラックスといったきれいめなスタイルでも問題ありません。
- 【母親の服装】
スーツやワンピース、またはブラウスにスカートやパンツといった上品な組み合わせが良いでしょう。派手なアクセサリーや香水は避けてください。
髪型・メイク・カバンなど身だしなみ
- 【髪型】
顔がはっきりと見えるように、清潔感を第一に整えましょう。長い髪は結び、寝ぐせなどがないようにします。髪色は、黒か自然な茶色が基本です。
- 【メイク】
高校生の面接では、ノーメイクが基本です。もしメイクをする場合は、健康的で自然に見えるナチュラルメイクにとどめましょう。
- 【カバン】
学校の指定がなければ、A4サイズの書類が入る、黒や紺などの落ち着いた色のスクールバッグやリュックが良いでしょう。
- 【爪・ひげ】
爪は短く切り、清潔にしておきます。男子生徒はひげを剃っておきましょう。
面接に落ちる?不合格になる人の特徴
通信制高校の面接は、基本的に「落とすための試験」ではありません。しかし、入学後の学習意欲が見られない場合や、最低限のマナーが守れない場合は、不合格になる可能性もあります。
面接で落ちる主な理由とNG言動
- 学習意欲が見られない
「なぜこの学校を選んだのですか?」という質問に「親に言われたから」「家から近いから」としか答えないなど、学びたいという気持ちが感じられない。
- 態度が悪い
挨拶をしない、返事をしない、貧乏ゆすりをする、腕や足を組む、横柄な言葉遣いをするなど、面接官に不快感を与える態度。
- コミュニケーションが取れない
質問に対して全く答えられない、または質問と全く違う回答をする。声が小さすぎて聞こえない。
- 身だしなみが乱れている
服装がだらしない、髪がボサボサなど、清潔感に欠ける。
定員割れでも不合格になる可能性
「定員割れしているから絶対に合格する」とは限りません。学校側には、教育を提供する責任があります。そのため、「この生徒は入学しても、卒業までサポートするのが難しい」と判断された場合は、定員に満たなくても不合格となることがあります。油断せず、しっかりと準備をして面接に臨みましょう。
不登校経験の伝え方のポイント
不登校の経験は、決してマイナス評価にはなりません。大切なのは、その経験から何を学び、これからどうしたいかです。
- 他責にしない
「先生や友達が悪かった」という伝え方ではなく、「自分が環境に馴染めなかった」というように、自分の課題として話しましょう。
- 反省と未来への意欲をセットで話す
「学校に行けなかった期間は辛かったですが、その分、自分の将来についてじっくり考えることができました。その中で、もう一度学びたいという気持ちが強くなりました」というように、前向きな姿勢を示すことが重要です。
不登校経験がある場合は、欠席理由だけでなく「これから高校でどう過ごしたいか」を伝えることがポイントです。不登校から高校受験をする際の頻出質問や回答例も確認しておくと、さらに面接対策を深められます。
面接当日の流れと基本マナー
面接は、会場に入った瞬間から始まっています。受付から退室まで、一連の流れとマナーを頭に入れておきましょう。
受付から控室での待ち方
- 【受付】
指定された時間の10分〜15分前には到着するようにしましょう。受付では、「本日、面接に参りました〇〇(氏名)です。よろしくお願いいたします」と、はっきりと名乗りましょう。
- 【控室での態度】
控室でも面接は始まっているという意識を持ちましょう。スマートフォンをいじったり、友達と大声で話したりするのはNGです。静かに姿勢を正して座り、持参した資料を見直すなどして待ちましょう。
入室から着席までの作法
- 入室
名前を呼ばれたらドアを3回ノックします。「どうぞ」と言われたら、「失礼します」と言って入室し、ドアの方を向いて静かに閉めます。
- 挨拶
面接官の方を向き、「〇〇(氏名)です。本日はよろしくお願いいたします」と挨拶し、丁寧に一礼(30度)します。
- 着席
椅子の横まで進み、再度「よろしくお願いいたします」と挨拶します。面接官から「お座りください」と言われてから、「失礼します」と言って着席します。
質疑応答中の姿勢と話し方
- 姿勢
背筋を伸ばし、手は膝の上に置きます。男性は軽く握り、女性は両手を重ねると綺麗に見えます。
- 視線
質問をしてくれた面接官の目を見て話します。複数の面接官がいる場合は、他の面接官にも時々視線を配ると良いでしょう。
- 話し方
焦らず、はっきりと聞き取りやすい声で話しましょう。結論から先に話し、その後に理由を説明すると、分かりやすく伝わります。言葉に詰まっても、黙り込まず「少し考える時間をいただけますか」と断りを入れましょう。
退室時の挨拶とお辞儀
- 終了の合図
面接官から「面接は以上です」と言われたら、「はい」と返事をし、座ったまま「本日はありがとうございました」と一礼します。
- 起立・退室
立ち上がって椅子の横で「ありがとうございました」と再度挨拶し、深く一礼(45度)します。
- ドアの前で
ドアの前まで来たら、面接官の方を向き直り、「失礼します」と最後にもう一度一礼してから、静かに退室します。
保護者同伴と親への質問内容
通信制高校の面接では、保護者の同伴を求められることが多くあります。親子で協力して面接に臨むことが大切です。
保護者の同伴は必要か
学校からの案内に「保護者同伴」と記載があれば、必ず同伴が必要です。記載がない場合でも、基本的には同伴するのが望ましいでしょう。保護者が同席することで、学校側は家庭の協力体制を確認でき、安心感につながります。
保護者面接で聞かれる質問と回答例
保護者には、子供のサポート体制や学校への理解度に関する質問がされます。
- 【志望動機について】
「なぜ、お子様を本校に入学させたいと思われましたか?」
- 回答例: 「本人が、自分のペースで学習できる環境を強く望んでおり、中でも貴校の〇〇というコースに魅力を感じているようです。親としましても、その意欲を尊重し、貴校の充実したサポート体制のもとで高校生活を送らせたいと考えております。」
- 【家庭での様子について】
「ご家庭では、お子様はどのように過ごされていますか?」
- 回答例: 「最近は、〇〇(趣味や好きなこと)に熱中しており、集中して取り組む姿が見られます。学習面で少しブランクがありますが、本人は学び直しに意欲を見せておりますので、親としてもしっかりとサポートしていく所存です。」
- 【学校への協力について】
「学校生活において、ご家庭でどのようなサポートを考えていらっしゃいますか?」
- 回答例: 「本人が安心して学習に取り組めるよう、日々の声かけや体調管理はもちろんのこと、レポートの進捗なども気にかけていきたいと考えております。また、学校からの連絡には迅速に対応し、三者面談などにも積極的に参加させていただきます。」
親子面接で気をつけること
- 【事前に親子で話し合っておく】
志望動機や将来の目標など、親子で回答が食い違わないように、事前に考えをすり合わせておくことが重要です。
- 【子供の主体性を尊重する】
子供への質問に、親が先回りして答えてしまうのは避けましょう。子供が答えに詰まった時に、少しだけ助け舟を出す程度にとどめ、あくまで子供が主役であるという姿勢を見せることが大切です。
転入・編入生特有の質問と対策
すでに高校に在籍している(していた)転入・編入生には、特有の質問があります。
現在の高校から通信制高校への移動を考えている場合は、「転入」と「編入」の違いを理解しておくことも重要です。手続きや卒業時期にも関わるため、面接前に自分がどちらに該当するのか確認しておきましょう。
前の高校を辞めた理由の伝え方
最も重要な質問です。ここでも、他責にせず、未来志向で語ることがポイントです。
【質問の意図】
- 退学理由の把握
- 同じ理由で辞めてしまわないかの確認
- 新しい環境への適応力の確認
【回答のポイント】
- 前の学校の不満や悪口を言うのは絶対に避けましょう。
- 「自分の学習スタイルと合わなかった」「体調面で通学が困難になった」など、事実を客観的に伝え、その経験を踏まえて「だから通信制で学びたい」という流れで話すと、前向きな印象になります。
【回答例】
- 「前の高校では、毎日決まった時間に登校し、集団で授業を受けるというスタイルに、どうしても自分のペースを合わせることが難しく感じました。その経験から、自分のペースで学習計画を立てられる通信制高校の方が、自分らしく学びを続けられるのではないかと考え、転入を決意しました。」
転入・編入後の学習計画の伝え方
転入・編入の場合、卒業までに必要な単位をどう取得していくか、具体的な計画が求められます。
【質問の意図】
- 卒業への意欲と計画性の確認
- 単位取得の仕組みを理解しているか
【回答のポイント】
- 前の学校で取得した単位数を把握し、卒業までにあと何単位必要か、それをどのように履修していくかを説明できるように準備しておきましょう。
- 「1年次で〇単位、2年次で〇単位を取得し、3年間で卒業したい」というように、具体的な数字を交えて話せると説得力が増します。
【回答例】
- 「前の高校で取得した単位は〇単位です。貴校のカリキュラムを確認したところ、卒業までにはあと〇単位が必要だと理解しております。1年間で〇単位の取得を目標にレポートとスクーリングに計画的に取り組み、同級生と同じタイミングでの卒業を目指したいです。」
まとめ
通信制高校の面接は、あなたの個性や学習意欲を伝える絶好のチャンスです。この記事で紹介したポイントを押さえ、しっかりと準備をすれば、何も怖がることはありません。
面接で最も大切なのは、上手に話すことではなく、あなたの「ここで学びたい」という真剣な気持ちを伝えることです。
面接官は、あなたの味方です。緊張するのは当たり前。少し言葉に詰まっても大丈夫です。自信を持って、あなたらしさをアピールしてきてください。応援しています!
学研WILL学園では、不登校経験のあるお子さんや、学校生活・人間関係・学習面に不安を抱えるご家庭に寄り添い、今の状態に合った学び方や居場所を一緒に考えています。
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