訪問支援により
自立、
社会復帰を支援いたします。

学研グループの学研エル・
スタッフィングが提供する
「大人・社会人のひきこもり」でお悩みの方専門のサービスです。

大人・社会人のひきこもりで悩んでいる方は
たくさんいらっしゃいます

ご家庭だけで抱え込まず
一緒に解決していきましょう!

近年は大人のひきこもりが増えて、悩んでいる方々がたくさんいらっしゃいます。
私たちは学齢期のひきこもりの支援を行う学校運営から得た経験から、大人のひきこもりでお悩みの方が、一人でも多く自立、社会復帰ができるよう専門サービスを提供しております。

GLSコーチングの目指すところ

我々は、当事者が「自発的な行動」ができるよう、「共に考え」「共に行動」することで、本来の「自身」を回復させ、社会適応ができるよう支援致します。

ひきこもりからの社会復帰は「就労」前の休息期間・回復期間が大切です。学研エル・スタッフィングは独自の「GLSコーチング」で

ご家族などご本人を取り巻く環境と当事者にあった自立・社会復帰

の両軸でサポートをしていきます。

休息期間

エネルギーがない状態で動いてもしょうがない。だからエネルギーを溜める必要があるんです。このタイミングでは、本人に行動するよう促すよりも、見守ってあげたり理解してあげることが大切です。
私たち「GLSコーチング」は、本人を共に見守り、悩んでいることや考えていることについて寄り添って理解していきます。

回復期間

ひきこもり期間の長い方は、社会経験を経ていないことも多くあります。
回復期間中は、本人が何をできるのか自覚し、自信を取り戻していくことが必要になります。
GLSコーチと一緒に目標を見つけ、社会的スキルを身につけるなど様々な取組みをしていきましょう。もちろん、その場合に大切となるペース配分についても一緒に考えていきます。

\就労やボランティアなど/社会参加へ

「GLSコーチング」が
提供するもの

就労にこだわらず当事者の状態や希望にそった「自立」の仕方、社会適応のかたちを見いだし、
当事者の社会参加・社会復帰を実現します。

1
訪問支援

訪問支援

ひきこもりは、本人だけではなく、ご家族など周囲の人々も悩んでいるはず。まずはその思いをお聞かせください。

2
第1契約
家族の理解、協力を得る

家族の理解、協力を得る

本人をサポートするためにはご家族のご理解・ご協力を得、皆が同じ方向を向いて支援していくことが必要です。どのような姿勢で本人と接していくべきか、ご家族に対してもコーチがアドバイスします。

こんな状態を目指します

  • 家族で食卓を一緒に囲めるようになる
  • 家族に対して暴言を言わなくなる
  • 家族内で対応の仕方を考えられるようになる
3
第2契約
当事者「自身」の回復を促す

当事者「自身」の回復を促す

いよいよ本格的に本人に対する支援を行っていきます。押し付けではなく本人の自発的な意思による目的設定や行動を実現するため、こちらから誘導はせず、本人に寄り添った支援をしていきます。

こんな状態を目指します

  • 第三者と対話ができるようになる
  • 将来について具体的に相談ができるようになる
  • 自分の意見、希望が言えるようになる
4
ネットワークづくり

ネットワークづくり

本人の意識が外に向くようになってきたら、社会との接点を増やしていきます。ここでは、GLSコーチ自身が社会の窓口として振る舞うほか、本人もNPOの活動への参加など様々なネットワークに触れることで、社会参加・社会復帰のきっかけを作っていきます。

進学・就労のイメージ作り

  • アルバイト先を一緒に探せるようになる
  • オープンキャンパスに一緒に行けるようになる

病院の利用
(病気・障がいの理解と受容)

  • 精神保健福祉センターとつながる
  • 病院やクリニック、カウンセラーとつながる
  • 精神科デイケアとつながる

就労に向けて具体的に動く

  • ハローワークとつながる
  • 就職先を一緒に探す

GLSコーチングの活用事例

当初子どもは、暴力をふるったり、何かといえば親の私たちを責めたりしていました。それに対して、私たちもつい文句を言ってしまうという悪循環が続いていました。
コーチにそのことを伝えたところ、「本人にとって居心地の良い場が家庭内にできることが大切です。そのために、休息期間をおきましょう。」というお話があり、親も協力して対応していく中で本人が自発的に行動できるようになってきました。
子どもが「やる気がない。」という状態が長いこと続いていて、親の私たちも「どうしたら良いんだろう?」と困り果てていました。
そんな中でコーチに相談に乗ってもらったところ、家族の関係が良好とはいえず、子どもがそんな親の様子をみて警戒しているのではないか、ということに気づかされました。
その後、夫婦間の話し合いの時間を増やしていったところ、それをみて本人が「家の雰囲気が柔らかくなったね。」と言うようになり、親子の会話も増え、最近は食事も一緒にとるようになっています。
コーチと一緒に話をして、就労に向けて資格取得や進学を目指すという目標を設定していきました。
目標を設定していくとき、コーチが押しつけがましい言い方をせず、自分自身で考えをまとめる時間を作ってくれたので、焦らず自分自身の気持ちを目標という形にすることができました。
現在もコーチに側にいてもらいつつ、目標を達成できるよう取組みを続けています。
自分の中ではっきりした病名の診断が下されるのが怖く、病院に行けない状態が続いていました。そんな中でコーチが粘り強く、「自分を受け入れることも生き方のひとつだよ。」と、話をし続けてくれ、それがきっかけで自分の気持ちも変わっていきました。
ただ、それでも一人で病院に行くことには不安があったため、コーチには医療機関への橋渡しや引率などについても力をお借りしました。
その結果、病気を治すことに専念できるようになり、就労も視野に入れつつサポートを受けられる状態にまでなりました。

コーチの方々

村上 登茂子

村上 登茂子

家族心理士補・通信制サポート校講師

0歳児保育から、障害支援の経験を経て、不登校の訪問支援を行なっている。
「ひきこもり当事者の背景を大切に」をモットーに、ライフサイクルを視野に入れた家族支援を行う。

関 信二

関 信二

訪問支援員・臨床心理カウンセラー

中学校の放課後学習支援や心療内科勤務を経て、現在は訪問支援を行っている。
1人1人の「自己実現」の能力を信じ、「社会は何ができるのか?」「自分は何ができるのか?」を基軸とした来談者中心療法やブリーフセラピーによる支援を行う。

千葉 敏子

千葉 敏子

通信制サポート校講師・学童保育支援員

学童保育での現場経験を元に、家庭環境を視野に入れた支援を重視。芸術学や本人の芸術的素質を必要としないアートセラピーの授業も行っている。

花房 隆司

花房 隆司

家庭教師・通信制サポート校講師・演奏家

大学卒業後、演奏家として国内外で演奏活動を展開し、その間スクールバンド、青少年の演奏指導も行う。後に学習塾、大学に勤務。塾では自らも講師として指導にあたり、特に不登校生徒の指導を多く担当した。その経験を活かし、現在は不登校・ひきこもりの訪問支援を行っている。

宮澤 寛幸

宮澤 寛幸

通信制サポート校講師・カウンセラー

小・中学校の放課後学習支援等の責任者や、成人への就労支援・キャリア教育など、幅広い年齢層に対する支援経験をもつ。また、通信制高校のサポート校講師として訪問支援を担当してきた実績も有する。
当事者から教わった「してもらってよかったこと」を基軸に、最善の訪問支援のあり方を模索しつづけている。

ご利用までの流れ

ご利用までの流れ

よくあるご相談

休息期間では、何をしてくれるのですか?
休息期間では、本人の居場所づくりを行っていきます。本人が「家族や周りの人から受け入れられている」と感じることで、安心して社会での第一歩を踏み出すことができます。たとえば、支援者が本人の状況をご家族に理解してもらえる形で解説・共有したり、家族で一緒に食卓を囲むことができるよう目指していきます。
回復期間では、何をしてくれるのですか?
回復期間では、本人の希望を実現するための対話を重点的に行っていきます。当事者が家族以外の第三者とつながることで、社会との接点を持っていくことにもなります。また、こうした取組みによって社会性を培っていくことにもつながっていきます。その結果、自分自身について話しができるようになってきたり、将来について具体的に考えられるようになったりしていきます。
ネットワーク作りでは、何をしてくれるのですか?
ネットワーク作りでは、社会参加に向けた取組みをしていきます。進学や就労に対するイメージづくりを丁寧に行い、スモールステップから動いていくことで、社会と継続的につながることへの不安を解消していきます。具体的には、希望の進路について一緒に考えたり、ハローワークや若者サポートステーションなどに足を運んだり、勉強をしたりします。
何歳まで対応可能ですか?
年齢制限は特にありませんが、内容や状況によってはお受けできない場合がございますので、まずは一度ご相談ください。
病気や障害があるのですが、対応可能ですか?
可能です。状況に応じて、病院や公的機関と連携をしながら支援させていただくことも可能です。また、本人が病気等でお会いすることが難しい場合は、ご家族の方と連携をしながら支援させていただくこともできます。
社会復帰にはどれくらいかかりますか?
復帰にかかる期間は、本人のおかれている状況によって様々です。多くの場合、支援開始から何らかの変化が現れるまでに平均で3ヵ月程度要します。にもかかわらず、急いで社会復帰を目指した結果、ひきこもりの状態に戻ってしまうケースも散見されます。私たちGLSコーチングは、ひきこもりを繰り返さないために、本人のペースに合わせた支援を行い、確実な社会復帰を目指します。
また、厚生労働省のガイドライン(※)にもある通り、ひきこもりに対する支援には地域連携ネットワークとの関わりを作っていくことが重要です。そのための一歩を安全かつタイミングよく踏み出すことが、結局は大切になってきます。最初の一歩を踏み出すためのサポートとして、私たちGLSコーチングの訪問支援がお力になれるはずです。

※厚生労働省「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」(平成22年5月19日公表)
家族とコミュニケーションが全くとれていないのですが、大丈夫でしょうか?
大丈夫です。まずは、支援者(GLSコーチ)が本人やご家族とコミュニケーションをとりながら、ご家族が本人のことを理解し、本人を受け入れられる環境をつくり、ご家族と協力しながら進められる体制を整えます。
どんな進路が自分に合っているかわからないのですが、社会復帰できますか?
はい。社会参加への意欲が出てきても、何から取り組めば良いか想像がつかないものです。私たちは、本人やご家族に寄り添いながら、希望する進路を一緒に見つけていくための支援を行っています。就職だけでなく、資格をとったり、アルバイト先を探したりするサポートも可能です。
これまで働いた経験がないのですが、ちゃんと働けますか?
大丈夫です。本人にとって、就労に向けて動いていくことは簡単ではありませんが、そのハードルを越えていくために私たちが支援していきます。具体的には、ハローワーク訪問や面談の対策などの支援を行っていきます。また、就職後もリタイアすることなく仕事を続けられるようにサポートを行います。
大学を退学していますが、もう一度チャレンジすることは可能ですか?
可能です。過去に新しい環境に対応できず、通うことや続けることが難しくなったケースが多々ありますが、挫折を防ぐためにも、小さな挑戦を一つずつ乗り越えていくことで自信をつけ、不安に対する対応力を養っていきましょう。気持ちが上向いてきたら、希望の大学を探したり、一緒にオープンキャンパスに行ったり、大学に安定して通えるように支援したりします。
結婚したり、家族をもったりすることは可能ですか?
本人のがんばり次第でもちろん可能です!様々な問題に直面した際に対応ができるようになり、ひとりの人として自立を果たすことで、次は他の人についても考えることができる段階になります。過去に結婚をして、家庭をもったケースもあります。

東京・神奈川・埼玉・千葉

「学研のサポート校WILL学園
高田馬場キャンパス」内で、
居場所作りの活動なども行っています。